繰り上げ返済で住宅ローンが払えない場合どうなる?

住宅ローンの返済をしていると、少しでもまとまったお金ができれば、繰上げ返済したいと思うようになります。
しかし、繰上げ返済はいいことばかりではありません。
銀行もその辺のことはしっかりしていて、繰上げ返済手数料なるものがかかってきます。

これは銀行にもよりますが、数万円くらいが相場のようです。
おまけに、新しく署名や印鑑証明書も必要となるので、けっこう手間もかかります。
それでも繰り上げ返済をして、返済期間を短くすれば、その繰上げ返済手数料を差し引いても、支払う利息分はだいぶ減らせるのではないかと迷うところです。

ここで、もうひとつの困りポイントが発生します。
それは、借り入れした当初は優遇金利でかなり金利が下げられているのに対し、繰上げ返済すると優遇は一切なくなってしまうことです。
有利な金利のままでは、今後住宅ローンを払えないということです。

借り入れた時期によってはうまく下がることもあるかもしれませんが、長期で低金利という選択はこれでだいたいなくなってしまいます。
変動金利や短期の金利しか選ばざるをえなくなり、先行きに不安を残す形になります。

これでも繰り上げ返済をして、少しでも元金を減らせればよいのですが、住宅ローンは何十年もの長期の負債です。
タイミングを見計らって、得とまではいかなくても、損をしないようにするのがとても難しく、悩ましいところです。

参考:住宅ローンが払えない場合どうなる?返せない時の対策ブログ!

代金を払えない場合の住宅ローン特約

ローン特約とは、売買契約時に条件付けで白紙解除ができるというものです。
ローン特約とは、一体何のためにつけるものなのでしょうか。

ローン特約とは売買契約締結後に万が一住宅ローンを借りることができなかった場合、売買契約を白紙にできるというものです。
売買契約書にローン特約が無い場合には、何らかの形で売買代金に充てる資金を調達しない限り大変です。
契約を破棄する場合の違約金や、損害賠償金を支払わなくては、売買契約をなかったことにはできません。
当然ながら仲介業者の責任も問われることになります。

金融機関からは、住宅ローン融資の内定が出ているからと安心してローン特約を外した時などに、こういうことが起きるようです。
一度はローンの内定があったのに、審査の結果でローンを断られたという場合は、問題がある可能性があります。
事前審査で申告した内容に虚偽の記載があったり、提出書類を故意に書き換えていたりすることもあるようです。

買主に何ら責任がないとしても、銀行の審査方針が急に変わってしまったりする場合もあります。
金融会社を新しく探し出すのは、なかなか大変なものです。
事前に融資の内定が出ていたとしても万一の場合に備えて売買契約書に住宅ローン特約を必ず入れておいた方が良いでしょう。

頭金がない場合の住宅ローンはどうなる?

住宅ローンを利用するときには通常は頭金という、ある程度のまとまった金額を支払ってから利用するケースが殆です。
大体2割程度の金額を準備するのが、一般的です。

この2割を準備するため、みんな頑張って貯金していますが、貯金が無くても、どうしても家が欲しい人もいると思います。
では金額が用意できない場合、頭金なしで住宅ローンは利用できるのでしょうか?

結果を言うと、金融機関によっては利用可能です。
頭金なしだと利用不可にしてしまうと、それだけ融資を利用ができない家庭が増えてしまいます。

お金を貸して利益を挙げたい金融機関としては、それでは損失になってしまいます。
そのため、頭金なしでの利用を認めているケースはあります。

もちろん、無条件ではありません。
住宅ローンの審査に通ることが条件ですが、頭金なしでも利用は十分可能ということです。
その分、審査は厳しくなります。

金融機関の審査では、担保掛目は、物件価格の8割で見積もることが一般的なので、残り2割を頭金なしで借りたいなら、それ以外の条件が良くないと厳しいです。

例えば、勤務先とか、勤続年数とかの条件がとても良い、などですね。
また、頭金なしの場合、なぜ貯金が無いのか?を審査されます。

家を買うための準備として、こつこつ貯金してきた実績を見て、住宅ローンを払えるか払えないかの判断をしているからです。
金融機関としては、払えない人に貸したくないですから。

なので、例えば高額な家賃の賃貸に住んでいるとかで、貯金はなくても月々の家賃分で、十分おつりが来る。
そういうケースであれば、可能性はあります。